5)秋月(福岡県)
国道322号線を走ると、秋月に着きます。200年余り前にかけられた花崗岩でできた目鏡橋が、城下町の入り口にあります。これは、福岡の文化財に指定されています。豊臣秀吉が腰をかけたといわれている石を太閤腰掛石といい、秋月金光教会の庭に置かれています。また、福岡県の文化財に指定されている黒門があります。これは、垂裕神社の参道に建っている門で、秋月城の大手門として使われていました。秋月城跡の梅園の入り口に建つ長屋門も、福岡県の文化財に指定されています。
秋月の観光の名所がもう一つあります。それは、杉の馬場とよばれているお城の前の道路で、武士たちが昔、馬術の稽古に使ったので、そう呼ばれています。この道は、桜並木になっています。
秋月は、鎌倉時代に秋月氏の領地として治められていました。江戸時代には、黒田長興が5万石の領主となって、城下町を築き栄えた情緒のたっぷりある街です。秋月特産の商品が生まれ、今でも、葛や川茸などの生産を続けています。最近は、筑前の小京都とよばれ、観光地として多くの人が秋月を訪れています。道沿いには土産物屋や茶屋が並び、秋月名物の葛を使ったデザートなどを食べることができます。

